オリックス・バファローズの本拠地、京セラドーム大阪の評価をしたいと思います。
京セラドーム大阪は、大阪市西区にあり、オリックスグループが所有しています。1997年に開場された人工芝の球場です。プロ野球では、オリックス・バファローズ以外にも阪神タイガースが使用することがあります。また、社会人野球日本選手権大会にも使用されます。野球以外にもコンサートや展示会などにもしばしば利用されます。
京セラドームの特徴は、なんといってもそのアクセスに便利さにあります。交通機関でいうと、大阪市営地下鉄、阪神電車、JRのどの駅からでも歩いてすぐのところにあり、大阪府民のみならず、他府県からのアクセスも容易です。また、大阪市営バスのバス亭もあります。さらには、球場内には駐車場もあるため混雑していない催しでは自家用車も利用できますし、身障者用駐車場では台数に限りがあるものの予約ができますのでご家族の皆様と気軽に行くこともできます。このように、色々なアクセスルートがあるため、混雑時であって負荷を分散させることができ、他球場に比べて比較的に楽に移動することができます。
また、京セラドームのすぐ近くにはイオンがあって、野球観戦前の食事や飲み物の買い出しに困ることはありません。食品売り場も大きく、さらには各種お弁当屋さんなども入っていますので、自分好みの食事を買える可能性も高いです。さすがに、試合開始前にはレジに長い列ができてしまいますが、最近はセルフレジも設置されて、混雑が緩和されています。
京セラドームのグッズショップは、もちろんオリックス・バファローズ中心ですが、屋内に設置されて綺麗であり、グッズスペースも結構広いと思います。また、ビジターチームのグッズもきっちりと売られています。
屋内球場だけあって、スタンドは綺麗です。また、コンサートでも使用できるレベルなので、スコアボードのビジョンもそれなりの解像度がありますしサウンドも綺麗に届きます。そのため、野球の試合中も、映像やサウンドなどで盛り上げることができます。なお、スタンドを出て、場内コンコースの飲食店に行くこともあると思いますが、コンコース内に設置されたモニターに試合が映されており、スタンドに居なくても試合の状況をつかむことが出来ます。
フィールドは天然芝であり、観戦していても綺麗です。ただ、観客をファールボールから守るネットは比較的高く張り巡らされているため、野球を見るうえでは臨場感は少し低いです。最近の屋外球場はネットが低く張られていることが多くて選手やプレーを近くに感じることができますので、ここは少し残念なところです。
以上のように、京セラドーム大阪は、都会の中心ならではの綺麗で便利な球場です。がっかりさせることが少ない球場と思いますので、おすすめします。