将来を不安に感じるということ、これは誰にでもあるでしょう。事実、自分の体調も、会社の業績も、社会の環境も常に変化していますから、いまの生活がそのまま保障されるということは、誰一人として無いでしょう。自分の将来がどうなるか誰も分からないのですから、将来を不安に感じるというのは当然と言えば当然と言えます。
かといって、あまり自分の将来を心配ばかりしていても、良くありません。沈んだ気分では、前向きな考えにならずに、仕事もプライベートも生き生きとしません。そうなると、自分の将来もかえって悪い方向に行ってしまう可能性が高いです。ですから、将来が不安になってしまって心のコントロールが効きそうになくなったら、なんらかの対策が必要です。今回は、このように将来を不安に感じてしまったら、どのようにすれば良いかを考えます。
まず、気持ちの持ちようです。将来を不安に感じたところで、極端に言えば何が起こるなんて誰にも分からないわけです。巨大隕石が落下してきたり、巨大な地震や台風が起こったり、大きな戦争が起こったりと、何が起こるか分かりません。会社で評価が下がったり、失職したり、自分の体調が崩れたりということは、ある程度想定できますが、それ以上のことが起こる可能性が沢山あるわけです。いや、過去の世界を見ていれば、そういうのに遭遇する方が確率が高いかもしれません。そうなると、身近な小さいことにくよくよしていても仕方ない、と言う風に思えないでしょうか。
また、日本の社会は特に、通常に努力して生活していれば、もし何かあっても、国からある程度のサポートが得られるようになっています。もちろん、なにもかもが快適な生活が保証されているわけですが、一定レベル以上の生活ができる可能性が高くなっています。ですから、「なんとかなるさ」くらいの思いでいても良いのではないでしょうか。
最後に、それでも不安に感じるのであれば、自分が出来るだけの対策を行動に移しましょう。不安に思うくらいであるならば、その時間を行動に移しましょう。会社で仕事を頑張って評価を上げましょう。失職に備えて資格をとったり勉強をしましょう。食べ物や生活習慣など、健康にできるだけ気を遣いましょう。出来ることをやればやるほど、不安要素は減っていきます。また、出来ることをやりつくしたら、何かあったとしても後悔は少ないか、後悔をすることはないでしょう。人事を尽くして天命を待つ、ではないですが、やるべきことをやってしまったら、あとはどうなっても仕方ないじゃないですか。
前を向いて、充実した人生を過ごしましょう!