ウレタンマスクと不織布(キッチンペーパー)で効果的快適マスクを安価に簡単自作する

 新型コロナウイルスの感染症により、いまやマスクは日常生活の必需品になってしまいました。特に、都会においてはマスクを着用することは基本的なエチケットであり、例えばスーパーや電車の中でマスクをしていない人を見つける方が難しくなってしまいました。元々、マスクは感染症を他人からもらわないという意味で着用している方も多かったと思いますが、いまや、マスクで感染症を他人に移さないという意味の方が強くなっているので、付けないわけにはいかない状況です。マスク無しでは他人から白い目で見られること間違いなしですし、お店によってはマスク着用を義務付けているところもあります。
 このように、マスクが必須になってしまった日本社会ですが、マスクがなかなか手に入らない、あるいは、自分に合ったマスクがなかなか見つからないというのが現状ではないでしょうか。ウイルスに効果的なマスクといえば使い捨ての不織布マスクですが、手に入りにくい、傷みやすい、鼻や頬が痒くなる、といった傾向が見受けられます。また、ウレタンマスクは、洗って何度も使える、顔にフィットするといったメリットがありますが、ウイルスの予防という意味では不織布からかなり落ちるとされています。布マスクも、ウイルスの予防という意味ではでは不織布からかなり落ちるようです。
 そこで、経済的で顔にフィットするウレタンマスクの内側に、不織布(キッチンペーパー)を挟んで使ってみようと思いつきました。
市販のウレタンマスクは、二枚のウレタンを合わせ、鼻と口の部分をつなぎ合わせ、耳をくりぬいた形になっています。これにハマるように、キッチンペーパーを二枚に折って切ります。
 ウレタンマスクの鼻と口の部分は曲線になっているため、キッチンペーパーの折り目の部分の上下を更に軽く折って形を合わせます。これをウレタンマスクに挿入すれば出来上がりです。なお、キッチンペーパーがずれるのが気になるのであれば、頬の部分に両面テープを貼って合わせることも可能です。
 私は、ネットで中国製のウレタンマスクを購入し、家にあったロールタイプのキッチンペーパーを合わせました。ウレタンマスク特有の顔にフィットするつけ心地と、不織布によるウイルス予防効果アップ期待で、気に入っています。ネットで検索すると、ウイルス専用の不織布シートも販売しているようですので、これをキッチンペーパーの代わりに使えば予防効果は更に上がるのではと期待しています。
2020年5月現在では、コロナウイルス感染症の問題は長引きそうです。通常はマスクといえば、風の季節の冬か、花粉の季節の春でした。ですが、今回は一年中になるかもしれません。私が作ったマスクは、たまたまウレタンがかなり薄めであったことと、キッチンペーパーがさらっとしていたので、暑さにも適しているのではないかと期待しています。
 あまり外出もできない昨今、家でやることも無くなってきましたので、このようなマスクづくりなどで時間を費やすのは一石二鳥かと思います。

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