冬になると寒くなりますし、ウィルスも元気になりますから、風邪を引きやすくなります。この予防方法は人ぞれぞれでしょうけれども、出かける時は、暖かい服装をして出かける、マスクをして喉を傷めたりウイルス感染しないようにする、などなど色々とあるでしょう。家や会社に居る時は、最近はエアコンなどの暖房器具が普及しているので、寒くて体調を崩すということはあまりなくなってきました。お風呂に入る時も、最近は浴室暖房なども多く普及していますから、温度変化などによって風邪を引いてしまうことも少なくなってきたと思います。
ところで、意外に盲点なのが、寝る時ではないでしょうか。エアコンを消して寝られる方もいらっしゃるでしょうし、寝相が悪いと布団から出てしまうこともあるかと思います。口を開けて寝ることによって喉を傷めてしまう場合もあります。薄い恰好で寝ると寒いですし、厚着をして寝ると暑くて布団を蹴飛ばしてしまうので、結局は寒さに震えることになります。
こんな時に効果的なものの一つとして、ハイネックのシャツかパジャマを着て寝ること、あるいは、ネックウォーマーをして寝る事だと思っています。以前はハイネックのシャツと言えばお洒落な外出用というイメージがありましたし、ネックウォーマーといえばスキーに行くときの分厚いものでした。ところが最近は、ハイネックのシャツも気軽に手に入りますし、ネックウォーマーもスポーツショップから百円ショップで手に入るものまで数多く売られています。ですから、現在においては、どちらも寝るときの用のものをすぐ見つけることができます。
ハイネック、あるいはネックウォーマーで寝ることにより、首元から寒い空気が衣服の中に入ることを防ぐことができるので、体温を保って厚着をする必要が無くなります。これで、布団を蹴飛ばすことも少なくなるでしょう。また、喉を温かく保つことができるので、痛めにくくなります。そして、もっとも効果的なのは、首の後ろを温かくできることです。
首の後ろを温かくするということは、風邪の予防や治療に効果的とされています。風邪をひいたら、首の後ろを温めると良いとネットなどでもよく見かけることができます。それが、ハイネック、あるいはネックウォーマーをすることにより近い状態を作ることができるわけです。
首に何かを巻き付けて寝るというのは、最初は何となく寝苦しいイメージがあります。ですが、慣れてくると。逆にその温かさによる快適さの方が優ってきます。また、肩凝りや首凝りを持っている人は、首元が温かくなることで血行が良くなって緩和されます。
ただ、寝ている間の万一の事故等も考えられますので（特に、お子様やお年寄りの方など）、そこは十分注意していただいて、自己責任でお願いいたします。