どんな上司や先輩についていくか④

前回の記事に続き、サラリーマン/会社員をしている中で、どんな上司や先輩についていけば良いか悩んだ時のポイントを項目ごとに見ていきます。

〇部下を守ることができる

上司や先輩は、部下や後輩に仕事をしてもらったり手伝ってもらうことによって、成果を上げることが出来ます。ですから、部下や後輩にどれだけ信頼されるかも大切です。
サラリーマン/会社員をしていると、常に仕事がうまくいくわけではありません。失敗することもあります。何かミスをしてしまったり、スケジュールを守れなかったりということがあります。これがサボった結果であれば問題ですが、一生懸命にやっていても起こることがあります。このような場合に、非難されたり責任をとらされたりすると、やっている本人はたまったものではありません。こんな時に、上司や先輩がきっちりと守ってくれるかどうかで、部下や後輩からの信頼感は格段に違ってきます。自分を守ってっくれる人には、心からついていこうと思えるものです。
また、仕事の失敗だけではなく、体調不要であったり家族に問題が発生したりで、部下や後輩が仕事に力を注げない場合というのもあります。このような場合に、いつも通りに仕事を押し付けてくる上司や先輩に対しては、やはり部下や後輩としては気持ちが向かないでしょう。例え、仕事以外のことに対しても色々と配慮して守ってあげられることが重要です。
このように、部下や後輩を守ることが出来る上司や先輩というのは、色々な場面で垣間見ることができます。そういった人は、安心してついていきやすいものです。

〇周りを大切にできる

前の項目、もう一つ前の項目で、ついていくべき上司や先輩として、部下や後輩のことをよく見て大切にしてくれる人を選ぶべきだということを書きました。ですが、これは、部下や後輩に限ったことではありません。上も横も大切にできる人が、出世していく人であり、ついていくべき人です。
自分の上司や先輩を見て、その人が自分の上司や先輩を大切にしているかというのも、よく観察していると分かります。上司や先輩が困っているときに自ら進んで助けに行ったり、上司や先輩が気付いていないけれども現場で問題が起きているときに陰でフォローしたりと、そのやり方は様々です。例え、上司や先輩が気付いていないとしても、自然にそういうことが出来ている人が、出世していきます。
もし、上司や先輩が気付いていないとしても、彼らを助けることで彼らの仕事の成果が上がるのですから、当然ついていっている人の評価が上がることになります。また、上司や先輩がその時に気付いていないとしても、あとで振り返った時に分かったり、あるいは周りの人が教えてくれたりして気付くこともあります。さらに、そういった姿勢を直接は関係ない周りの人が見ているとすると、その周りの人からも慕われて、仕事がやりやすくなっていきます。
このように、周りを大切にできる人というのは、色々な人から評価されていくので、サラリーマン/会社員としては大成する可能性が高いです。ついていくべき上司や先輩を選ぶ際の一項目にしましょう。

次回に続きます。