就活の悩みに答えてみる①

大学生にとって、就職活動は人生にとって最も大切な活動の一つです。人生の大半の時間は仕事をすることになりますし、大切な収入もこれによって大きく左右されます。ところで、就職活動というのは、小さいころから練習できるというものではなく、大学生のある時期になって突然訪れます。その時になって、やりたいこと、行きたい会社を見つけなくてはなりません。そして、行きたい会社の面接を受けて、合格を勝ちとらなければなりません。これは、なかなか難しいものです。そこで、今回の記事では、就職活動の悩み、そして面接での答え方などを考えてみたいと思います。

〇やりたい仕事はなに?(1/2)

就職活動をする時、就職の面接で聞かれること、の基本といえばこれですね。自分としても会社としても、最も興味があることになります。ところで、やりたい仕事が就職活動の頃に分かっていれば苦労はしません。分かっていれば、それに向かって準備をしていることでしょう。漠然と学校の成績をもとに文系や理系を選び、大学に入ったけれども中々やりたいことが決まらない、このような方は多いと思います。真面目な方、着実な方ほど、そうかもしれません。というのも、どの仕事もやったことが無いわけですから、何が良いなんてわからないのです。それ以前に、仕事って何をするものかも分かりません。そんな中で、やりたい仕事を考えて決めないといけないのです。
もちろん、やりたい仕事がわからないので、良さそうな会社を見つけて就職活動をしてみるというのも、あり得るでしょう。有名な会社、優良そうな会社、給料が良さそうな会社。これらを探して面接してもらうことが出来ても、やはり面接のときには「やりたい仕事はなに?」と聞かれます。ですから、やりたい仕事を少なくとも面接では答えられるようにしておかねばなりません。
ところで、やりたい仕事というのは、そう簡単に決まるわけではありません。あるいは、一生決まらないかもしれません。というのも、サラリーマン/会社員を長くやってきた人でも。やりたい仕事はあるのか、やりたかった仕事はあるのか、と聞かれても答えられない人が多いからです。世の中に仕事は数えきれないほどあり、そのほとんどを私たちは経験することができません。ですから、長い間に仕事をやってきた人にとっても、自分がやりたい仕事はなにだったのか、自分にあった仕事はなになのかを答えることは、とても難しいことなのです。そう考えると、就職の面接官に対する答えいというのも中々厄介です。答えが分かってない人が納得する答えをしなければならないからです。

次回に続きます。