シューキーパーで型崩れした革靴を整える

ビジネスパーソンにとって、スーツは正装であり、重要な場面ではきっちりと決めて臨むことが必要です。そして、足元は革靴というのが定番でしょう。黒、あるいはこげ茶の革靴がスーツと良く合っている姿は、見ていても気持ちよいものです。

ところで、革靴は、傷や汚れに対してはクリームなどを使って磨くことにより、綺麗にしたり光らせたりすることが可能です。ですが、長く靴を放置しておくと、しわが寄ったり型崩れなどを起こしてしまうことが有ります。履いてるうちに出来るしわなどは良いものですが、放置しておいて縮んだようなしわや型崩れというのは不格好なものです。特に、昨今は、ビジネスにおいてのカジュアルスタイルが普及したため、スーツに革靴で出かける機会というのが激減した方も多いでしょう。そんな時、たまに革靴を引っ張り出してみると、不格好なしわや型崩れを起こしている場合があります。

このような場合の対策として有効なものの一つに、シューキーパーがあります。写真に載せているもので、足のつま先の形をしたものに、長いバネがついたものです。値段はピンからキリまであり、1万円近くするものから百円ショップで売っているものまであります。1000円を少しこえるものが靴屋さんやスーパーなどで多く売られていますので、このあたりが手を出しやすい価格帯かなと思います。靴のサイズによって、シューキーパーのサイズも変わってきますので、自分の靴のサイズに合ったものを選ぶ必要があります。なお、百円ショップで売られているものはサイズが記載されていない場合もありますので、よく確認してから購入を決めるようにしましょう。

シューキーパーの使い方は、簡単です。まず、足のつま先部分を靴の先端に入れます。そして、バネの部分を曲げながら、バネの先端部分を靴のかかと部分に入れます。これにより、シューキーパーが靴の中で伸びる形になります。これによって、放置しておいても縮んだようなしわや型崩れを防止することができます。この時に、シューキーパーと靴のサイズが合っていないと、バネの長さが足りなくなって靴の形をキープできなくなったり、あるいは逆に、バネの長さが長すぎて上手にシューキーパーを靴の中でセットできなかったり、または靴を伸ばし過ぎる結果になってしまいます。注意しましょう。

ところで、シューキーパーというのは靴を伸ばして使うものですから、少し靴のサイズが大きくなる方向になります。履いてるうちにフィットしてくるものですが、気になる方は靴の中にクッションや消臭の役割を行う中敷きなどを使うと良いでしょう。

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