バッティングセンターのすすめ

身近で身体を動かせる施設の代表的なものとしてはフィットネスクラブがありますが、お金を払って会員になる必要があるために、少し敷居が高くなります。また、一度会員になると、続けないと損になるといったプレッシャーもかかってしまいます。また、身体を動かすということが目的なので、ゲーム性や競技性は少なくなっています。

お手軽に身体を動かせてゲーム性があるスポーツと言えば、ボーリングが挙げられます。特に自前で道具を用意する必要もなく、また、ある程度自分のペースでゲームをすることが出来ます。最近は、ボーリング場に加えて色々と簡単なスポーツやゲームも出来るようになった施設も増えてきており、家族や友人と過ごすには良いと思います。一方、このような施設は、家族や友人と来ている人が殆んどですから、一人で遊ぶのはちょっと気が引けてしまいます。また、最近は人気がある施設なので、ボーリング出来るまで1-2時間待ちはザラということもあり、一人で行くには気合が必要です。

もうひとつ、気軽にいける施設としては、ゴルフの打ちっぱなしがあります。こちらは、一人で行くことは可能ですが、自分のクラブを持っていかないと少し格好がつきませんので、会社帰りや思いついたときに行くということはなかなかできません。

そんななか、ひとつの提案としてバッティングセンターをおススメします。

バッティングセンターは、ご存知の通り、野球の球をピッチングマシーンが自動で投球し、プレイヤーがその球を打つというものです。慣れた人であれば自分のバットも持ち込む方もいらっしゃいますが、殆んどの方は備え付けのバットを使うので特に何も持っていく必要はありません。

遊び方です。多くのバッティングセンターが、6打席ほど準備しています。打席によって、軟式ボールかソフトボールを選ぶところがほとんどですが、たまに硬式ボールを選べるところもあります。また、投球についても、球速と直球/変化球を選びます。多くのバッティングセンターが、速球は130km/h~110km/h、遅い球は、90km/h~70km/hというところが多いです。このような中から自分の好みの打席を選びます。最初に行かれるのでしたら、90km/hの直球が良いかもしれません。

1ゲームがだいたい、20球~30球になっており、値段は200円~300円です。あらかじめ、専用コインを購入するところ、プリペイドカードを買うところ、現金でプレイするところなどになっています。打席の近くに、コイン/プリペイドカード/現金を入れるところがあり、入れるとすぐにゲームが始まります。テンポよく投げてきますので、1ゲーム数分で終わります。

バッティングセンターは、古くからあるところと、新しく出来たところの格差が大きいように思います。古くからあるところは、施設も汚れ気味で昭和のレトロ感が漂いますが、空いていて安いという特徴があります。一方、新しいところは、投球マシーンにディスプレイがついていてプロ野球選手の投球フォームと連動して球が投げられます。また、人工芝があったりグローブやお手拭きが用意されていたりと、デートにも耐えられる仕様です。

また、最近のバッティングセンターの多くは、お子様向けにバッティングの指導/スクールもやっているところがあります。一度、覗いてみてはいかがでしょう?