レビュー:ハンディクリーナー/掃除機 BLACK+DECKER(ブラック・アンド・デッカー)社 ORB36

一人暮らしを始める際には、色々と電化製品が必要です。テレビ、洗濯機、冷蔵庫・・・。最近は、国内外の多くの電化製品が日本市場にも入ってきており、安価に手に入るようになってきましたが、それでも買い揃えいくと結構お金がかかります。また、一人暮らしの部屋はそんなに広くない場合が多いですから、なんでもかんでも買ってしまうと部屋が狭くなってしまいます。

私の場合、掃除機について悩みました。日中は仕事で殆んど家におらず、帰ってくるのは寝る時だけです。また、部屋はフローリングでそんなに広くないので、掃除もそんなに大変ではありません。ですから、スティック型含む普通の掃除機は全く眼中になく、最初は百均ショップでほうきと塵取りを買って、掃除をしていました。じつは、これが意外に便利で、いちいち掃除機を取り出したりせずともすぐにササッと掃除できてしまうので、機嫌よくやっていました。

ところが、生活する部屋は狭いといっても、玄関やトイレやキッチンや洗面場や廊下もそれないにゴミやほこりや髪の毛が溜まってしまいます。また、カーペットやマットの上などは、ほうきと塵取りではうまく掃除をすることができません。そこで、ハンディクリーナーを探して回ったのですが、意外にそれなりに大きい、いかにもハンディクリーナーということで部屋の中で見栄えが良くないなど、なかなか良い製品が見つかりませんでした。そんななか、見つけたのが、ハンディクリーナー/掃除機「BLACK+DECKER社製ORB36」です。

BLACK+DECKER社(ブラック・アンド・デッカー)は、アメリカの電動工具メーカーです。当初は、電動ドリルなどをつくっていましたが、ハンディクリーナーなども手掛けるようになりました。アメリカの会社で電動ドリルを作っている会社、というのがなかなかそそられます。電動ドリルは、パワーと持続時間などが現場で求められるでしょうから、そのような技術があることが期待できます。また、アメリカの会社ですので、日本やヨーロッパとは違う発想の製品が期待できます。

外形は、球体フォルムで直径13cm、重さは750gです。とても小さく軽く出来ています。普段は、充電台に乗せておいて、必要な時にはコードレスクリーナーとして使うのですが、充電台に置いている時はまったくクリーナーであることは予想させません。小さいので殆んど目立ちません。一方、使うときは、ハンドルと吸い込み口を持ち上げた状態で使います。バッテリーは10分弱の持続時間ですが、一人暮らしでは十分です。吸引力も私にとっては満足で、小さいゴミやほこりや髪の毛は苦も無く吸い取ります。ほうきと塵取りよりも格段に便利になりました。

実売は、1万円を軽く切る価格で売られているところが多いです。なかなか良い製品ですので、よろしければお試しください。