仕事で追い詰められたら③/3

前回は、仕事で責任を問われた場合の対応方法について書きました。今回は、仕事における色々なプレッシャーをかけられるシーンを考えてみます。

〇期限を切られる
周りから仕事で期限を切られる時というのは、たいていの場合が作業が最短で終わった場合を想定されて切られることが多いです。集計するだけだから3時間で出来るとか、データが倍になったから作業時間も倍で済むだろうとか、そういった計算をされて勝手に時間を切ったプレッシャーをかけられます。
ところが、実際はそういう訳にも行きません。前回のデータと今回のデータでは、精度が違って修正が多く有るかもしれません。本当は、その作業に没頭したいのですが、違う作業を入れられる可能性もあります。逆に、最短の時間で出来る仕事は殆んど無いでしょう。
ですから、最短の時間での保証はしないようにしましょう。しっくり作業して、検証もして、他の作業が入っても大丈夫なくらいの時間で約束するようにしましょう。

〇仕事が多い
能力が高い人ほど、多くの仕事が舞い込みます。様々な部署から多くの頼みごとが舞い込むでしょう。すべてが上司経由で来る仕事なら、コントロールしてくれる可能性もありますが、実際は多くの仕事がダイレクトで来る場合が多いでしょう。そうなると、自分一人で抱え込んでしまう危険性がでてきます。
このような場合、上司にコントロールをお願いするのが一番なのですが、上司によっては頼れない人もいます。そうなると仕方ないので、多くの頼みごとの中から、一番階級の上の人の仕事や一番重要なお客様の仕事などを優先して進め、それ以外の仕事はそれを理由に断るか納期を延ばしてもらいましょう。出来ない仕事の依頼者が納得する理由を作って諦めてもらい、こちらにプレッシャーがかからないようにしましょう。

〇ミスが出来ない
データ集計などでは、ミスをすると仕事に悪影響を与えてしまうことがあります。このような場合は、とにかく周りからミスをしないようにプレッシャーをかけられてしまいます。特に数値が社外に出ていくような場合はなおさらです。
ですが、どんなにプレッシャーをかけれれても、人手で行うのであればミスは必ず起こります。パソコンやシステムで集計するにしても、入力作業や編集作業がありますから、完全にミスをなくすには完全自動化するしかありません。しかし、現実的にはこれは難しいでしょう。また、自分がサービス作業したものを自分で検証するというのはなかなか難しいです。ですから、自分は出来るだけ正確に作業するにしても、検証作業は他の人に頼むようにしましょう。また、検証が難しいデータについては、ある程度の計算ミスを想定した使い方をしてもらうようにしましょう。

以上、3回に渡って、周りから仕事で追い詰められてプレッシャーをかけられた場合の、気持ちの持ちようや対応の仕方について書きました。仕事は自分や家族の為にやっています。そこで、プレッシャーをかけられて自分が壊れてしまえば意味がありません。仕事で追い詰められても、真面目にきっちりとやっていれば責任をとらされることなんてほとんどありません。自分を守って仕事をしていきましょう。

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