大阪のお土産として、551蓬莱がすっかり定着してきました。もともとは、大阪でもミナミの難波を中心に店舗を構えていました。全国的に有名なのは豚まんですが、大阪ではアイスキャンディーも有名です。豚まんといえば以前は冬の食べ物でしたが、夏の商品としてアイスキャンディーを販売していたのでしょうか。いまや、エアコンがどこでも完備されている社会になってしまいましたから、夏であっても豚まんを購入される方が多く、通年で売れているように見かけます。
551蓬莱のお土産は、大阪の百貨店や主要駅でよく見かけます。豚まん、焼売、焼餃子、エビ焼売、ちまき、なども販売されています。また、季節商品、限定商品も販売されています。お土産としては豚まんが有名ですが、個人的にはエビ焼売が気に入っています。プリプリのエビがはいっているのですが、サイズ自体が少し小さめになっており、一口で十分食べ切れるサイズになっています。そのため、口の中が焼売で程よく満たされて、エビのプリプリ感と焼売の風味を満喫することができます。普通の焼売は、少し大きめのサイズで肉を楽しむといった感があり、それはそれで良いのですが、エビ焼売の美味しさも全く負けていません。ビジュアル的に少し見劣りするので、お土産で購入される方は少し少ないようにもお見受けしますが、皆様、よろしければお試しください。
551蓬莱は、テレビコマーシャルでやっている通り、お土産物というイメージがありますが、実際に飲食する店舗も構えています。ミナミでは、戎橋筋商店街の本店が有名です。コース、定食なども揃えた本格的な中華料理ですが、お値段がリーズナブルな設定となっていますので、話のネタとして行くのにも十分オススメできます。もちろん、お土産で売っている点心類も味わうことができます。面白いのは、店舗の辛子もお土産の点心に入っているのと同じように小分けの袋に入ったものになっています。お土産でいつも食べているものを同じように食したいという方がいらっしゃるのでしょうか。なお、551蓬莱の戎橋商店街にあるレストランの近くには、蓬莱本館という似た名前の別のレストランがあります。実は各地で売られているお土産の豚まんにも、551蓬莱と蓬莱本館のものがあります。これらは、もともと同じ店だったのが分社して出来たようです。ですから、お土産で買うにしても、レストランで食べるにしても、この2店舗を食べ比べするというのも良いかも知れません。
なお、新幹線をご利用される方につきまして、新大阪の新幹線駅近くには、お土産だけ売っている店舗の他に、食堂街の中にも店舗があり、そこでは一部の定食を食べることができます。よろしければお試しください。