初心者のためのプロ野球観戦ガイド-野球ファンはじめませんか-⑦/8

前回の記事に引き続き、プロ野球観戦に馴染みのない方が、どうやって実際に観戦に行き、どうやって楽しむのかを説明していきます。

〇応援グッズ
初心者でも慣れたファンに見える応援グッズを紹介します。まず、これがあれば間違いなくファンに見える、というのは選手ユニフォームレプリカです。一万円前後と少し高価ですが、これを着ているだけで周りから認められるという優れものです。選手の背番号と名前が入っていれば筋金入りですが、背番号と名前が入っていなくても大丈夫です。なお、ユニフォームが高い場合は、TシャツでもOKです。
ユニフォームが高価、あるいはTシャツを着るのが恥ずかしい場合は、選手タオル、あるいは球団名入りタオルが良いかと思います。首に巻いているだけで、ファンであることをアピールできますし、観戦では実用的でもあります。また、応援の際にタオルを振り回すスタイルを取り入れているチームであれば、そこで使うことも出来ます。
あと、風船も有名ですね。一般的には、応援しているチームが7回の攻撃に入る前、あと、応援しているチームが勝利した時に飛ばすのが定番です。そんなに高価ではありませんし、飛ばすときの一体感はなかなか良いですから、検討してみてください。
他にも色々な応援グッズはありますが、これらのどれかを持っているだけで、それなりのファンに見えてしまうものです。あとは、カンフーバット、フラッグ、傘など、チームによって応援するグッズに特徴があるものがあります。これは、インターネットで調べたり球場で観戦して決めましょう。

〇応援の方法
日本プロ野球の応援は、基本的に応援歌+手拍子です。応援歌には、主要な選手それぞれ専用に作られた応援歌と応援歌を持っていない選手のための汎用応援歌があります。また、選手によらず、チャンスの時に使われるチャンステーマ、7回の攻撃前に歌われるチームソング、などがあります。これらの歌と手拍子、あるいは簡単なダンスによって、試合中の応援がなされます。これらをファンが一体となって行うのが、日本プロ野球の応援の特徴です。
この歌を覚えていくのと覚えていかないのでは、プロ野球観戦の楽しさが全く異なります。言うなれば、歌手やアイドルのコンサートに行く際に、持ち歌を覚えている/覚えていないと同じ差があります。ただ、野球選手の応援歌はそれほど長くはないですから、歌手やアイドルの歌よりも早く覚えることが可能です。最近は、YouTubeなどに応援歌+手拍子が色々とアップされていますから、きっと素早く見つけることができることでしょう。球場に行く前に、交通公共機関の中でスマートフォン+イヤフォンで視聴して覚えるというのも良いかもしれません。

次回に続きます。

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