前回の記事に引き続き、AndroidとiPhoneの違いについて、具体的に各項目について比較を順次行います(順不同)。
〇セキュリティ
Androidは複数の電気メーカーから提供されますが、そのためには、グーグルはOSの仕様を電気メーカーに開示することになります。また、Androidのアプリケーションはネットから自由に手に入れることが出来ます。従って、自由度は高いのですが、ことセキュリティという意味では不利です。一方、iPhoneはアップル1社から提供されるので中身を他社に開示する必要もなく、また、アプリケーションも審査した上でのAppStoreからのダウンロードのみですから、ウィルスの危険性も低くなります。従って、セキュリティの観点では、iPhoneの方が高いといえるでしょう。
〇ハードウエアの安定性
Android端末は多数ありますので、ハードウエアの安定性はメーカー毎端末毎に異なります。ですので一概には言えませんが、数多くのメーカーが数多くの部品を使ってスマートフォンを造るので、安定していないハードウエアが生まれることが多々あります。一方、iPhoneは毎年1-2種類しか出しませんし、世界で共通です。また、問題があった場合は世界中にフィードバックできます。こういったことから、安定性という面ではiPhoneが優れています。
〇バッテリー
スマートフォンといえば、バッテリーがどれだけもつかは重要です。電話やメールやSNSでのコミニュケーションはもちろん、電車などの交通機関の乗り換え、徒歩で目的地に行くときのナビゲーション、暇な時のゲームなど、一日中使います。Androidは色々なタイプがあるため、スマートフォンによってバッテリーの持ちは大きく変わります。また、機種によってはバッテリーを早く消耗するスマートフォンもあるため、ネットなどでの評判を確認することをお勧めします。一方、iPhoneは以前はバッテリーがもたないと言われていましたが、最近は大きく改善しているようです。また、機種も安定しているため、昨今では比較的安心して使えます。
〇ディスプレイ
ディスプレイは、画面の見易さを決めるとともに、逆にスマートフォンのサイズやバッテリー消費を決める有名な要素になります。Androidは色々な種類が発売されているため、自分好みのサイズを見つけやすいです。ゲームをあまり行わず、仕事の連絡などで使うのであれば、小さくてバッテリー持ちが良いディスプレイで十分です。一方、iPhoneのディスプレイのサイズは数種しかなく選択肢が限られています。特に、現時点では小さめのサイズがなかなか発売されません。このような状況ですから、ディスプレイについては、iPhoneよりAndroidが選択肢が多く優れていると言えます。
以上、今回までAndroidとiPhoneについて色々と比較してきました。それぞれの特徴があり一概にどちらが良いとは言えませんね。次回にまとめます。
次回に続きます。