AndroidとiPhoneの違いは?AndroidとiPhoneはどちらを選ぶべき?⑤(項目別比較#1)

前回までの記事では、AndroidとiPhoneそれぞれの構成と大きな特徴を書きました。今回は、更に具体的に各項目について比較を順次行います(順不同)。

〇世界シェア

第一回の記事で書きましたが、世界では、Androidが約70%、iPhoneが約20%のシェアを持っています。一方、日本では、iPhoneが約70%、Androidが約30%のシェアとなっています。シェアの大きさは会社業績を大きく左右しますし、極端に悪くなれば倒産、事業整理なんてことにもなりかねません。しかし、現時点のシェアで行くと、両者とも撤退ということにはならないと思います。ただ、注意すべきことは、日本は世界とは違うということです。日本ではメインであっても世界的にメインでなければ、場合によっては撤退というのもありえます。

〇アプリケーションの数

アプリケーションが多いということは、ゲームや音楽や作業など色々なことが出来るということです。世界的にAndroidの方が多いので、Androidの方が有利でしょう。ただ、日本製のアプリで言えば、日本でのiPhone人気から、それほど不利なことはないと思います。また、AndoroidよりiPhoneの方が先進的な部品を取り入れることが多いので(ハードウエアとOSを一社で作っているので)、特殊な部品を使うアプリケーションはiPhoneの方が早いように思います。

〇アプリケーションの質

アプリケーションは、多くの会社が提供しています。そして、このアプリケーションを我々がダウンロードする場合は、Androidは「Google Play」または一般のサイトから、iPhoneは「AppStore」からダウンロードします。一般に、「AppStore」は「Google Play」よりもアプリケーションの事前チェックが厳しいとされています。つまり、Androidのアプリケーションは、事実上どんなものでも誰が作ったものでも使うことができるので、ピンキリなものが使える、あるいは使えてしまうということです。一方、iPhoneの場合、「AppStore」の厳しいと言われる審査があり、そこからしかダウンロードできないので、一定以上の質が確保されていると言えます。つまり、一定の安心した質が保証されているけれども、一方、多少は質が悪くても、尖ったアプリケーション、ニッチなアプリケーションは提供されにくいです。自分でセキュリティも含めて責任を持って色々なアプリケーションを楽しむのか、あるいは、限定された範囲であるけれども安心してアプリケーションを楽しむのかといった選択です。パソコンや他のデータの連携も含めて幅広く多くのことをスマートフォンで楽しむヘビーユーザであれば、Androidの方が良いと思います。あまり変わったことをせず、安心して日常でスマートフォンを使うのであれば、iPhoneの方が良いと思います。

次回に続きます。

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