電気シェーバーとT字カミソリの比較

ビジネスマンとして毎朝必要だけども面倒な作業と言えば、髭剃りです。特に、髭が濃い方は伸びるのも早いので、夕方近くになるともう顎がざらついてきたりします。夕方や夜に取引先と商談などがある場合は、厄介ですよね。逆に、髭がそんなに濃くない方で肌が弱い方ですと、なるべく肌に優しい髭剃りをしたいものです。今日は、髭剃りについて書きます。

髭剃りをするには、大きく2つの選択があります。電気シェーバーとT字カミソリです。この2つについて比較します。

〇構造
電気シェーバーは、外刃を肌に当て、外刃から入り込んできた髭を内刃で切り落とす構造になっています。内刃をモーターで振動させて切り落とします。一方、T字カミソリは、カミソリの刃を直接肌に当てて、髭をそぎ落とします。

〇切れ味
上記の構造より、電気シェーバーの方が肌と切り落とす刃の間に外刃が入っている分、どうしても切れ味が悪くなる傾向にあります。一方、T字カミソリは直接、刃を肌に当てて髭をそぎ落すので、深く髭を剃りやすい構造にあります。ただ、電気シェーバーも外刃や内刃に様々な工夫が施され、その差も減りつつあります。

〇肌荒れ
同じく上記の構造より、電気シェーバーの方が肌と切り落とす刃の間に外刃が入っている分、直接カミソリの刃を肌に当てて滑らせるT字カミソリよりも、肌には優しい傾向にあります。ただし、T字カミソリも、最近は5枚刃などの製品があり、力を入れずに剃れるようになっていますので、かなり緩和されています。ただ、お肌の弱い方は、電気シェーバーを選択した方が安心性が高いです。

〇安全性
電気シェーバーは髭を剃る内刃が中に隠れているので、構造上は安全です。一方、T字カミソリは、カミソリの刃が直接外に出ているので、強く剃ったり、刃を横にスライドさせると出血の恐れがあります。ただ、最近のT字カミソリは、5枚刃で負荷を分散させたり、刃に直角の方向に薄いワイヤーを数本張ることで横スライドで肌を切りにくい構造になっており、出血することは随分減りました。

〇利便性
幾つかの点に差があります。まず、電気シェーバーは充電する必要がありますが、T字カミソリには必要ありませんので、この点ではT字カミソリが有利です。髭を剃る際、電気シェーバーはそのまま剃れますが、T字カミソリは、水、出来ればお湯で肌を濡らす必要がありますので、この点では電気シェーバーが有利です。出張などで持ち運ぶ際、電気シェーバーはモーターやバッテリーを有しているので体積・質量ともに増加しますが、T字カミソリはカミソリと持ち手部分だけですので、T字カミソリの方が有利です。

〇価格
初期投資は、電気シェーバーの方が高くなります。ただ、電気シェーバーでもT字カミソリでも、替え刃が結構高くつきます。替え刃の交換時期はメーカーやシリーズによって異なりますので、これは、どれを選択するか、自分の髭の濃さはどれくらいなのかで異なります。

以上、メリット・デメリットがそれぞれ異なりますので、自分に合ったものを探すしかありません。ちなみに、私は、普段は電気シェーバーを使い、取引先との商談が夕方以降~夜にあったり、出張がある場合はT字カミソリを使うようにしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする