単身赴任を始めるTIPS③(生活の開始)

単身赴任を始めるTIPS、前回までに生活用品の準備について記載しました。今回は、生活の開始編を書きます。

引っ越しが終われば、実際に生活を開始します。そこで、生活に困らないための事前の準備や事後の対応を中心に述べていきます。

〇ライフライン
生活に必要なものと言えば、物資だけではなく、ライフライン、つまり、電気、ガス、水道があります。これらを使用できるようにする必要があります。これらの申しこみですが、最近はネットでほぼ完了することが出来ます。管轄会社や区市町村による違いはありますが、電気、水道はネットで使用開始日を書くだけで当日より使えるようになります。ガスについては、開栓の立ち合いが必要なことが多く、開栓の希望の時間帯を予約します。ハイシーズンでは混雑により希望が叶わないことも考えられますので、引っ越し先が決まれば早めに申し込みましょう。料金ですが、銀行や郵便局による払い込みも可能ですが、カードの支払いも可能です。初月の料金のお知らせが来てから申し込めばよいと思います。

〇大型家電の搬入・備え付け
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、引っ越ししてから購入することも多いかと思います。これらの大型家電は、搬入や備え付けを業者にしてもらうことが多いと思いますので、その時間帯は在宅しておく必要があります。ただ、平日の日中は仕事がありますから、一人暮らしではそこは難しいです。また、夜と言っても19:0あたり0までだったりしますし、ご近所への迷惑にもなります。そこで、必然的に、土日に搬入・備え付けを希望することになりますが、土日搬入・備え付けは人気が高いので直前に予約できないことも多々あります。そこで、引っ越ししたら、なるべく早く電気屋さんに行き、早めに搬入・備え付けを予約しましょう。

〇ゴミ出し
ゴミ出しは、区市区町村によって分別方法や出す日が決まっているだけではなく、マンションごとのローカルルールがある場合があります。例えば、前日にはゴミをだしてはいかないとか、資源ごみは区市町村に出すのではなく町内会に出すなど、があります。ですから、不動産会社に確認するかマンション管理人に確認したりして、ルールを守るようにしましょう。

〇クリーニング
クリーニングは、スーツやカッターシャツはしょっちゅう出すことになりますし、コートなどの季節衣類は結構高いです。頻繁に出すものについては営業時間を、季節衣類は値段をケアして、クリーニング店を選ぶようにしましょう。

〇理事会・町内会
マンションなどで、マンション自体が全て賃貸であれば関係ないことが多いですが、分譲マンションの一室に何らかの形で入居している場合は、理事会や町内会に参加する必要がある場合もあります。マンションの方と友好な関係を築くためにも、是非、参加しましょう。

単身赴任を始めることは、準備もそうですし、一人での新しい生活に慣れるのも大変です。また、家族や友人や色々な人間関係も変わります。色々な負荷がかかる反面、前向きに考えれば、新しいことのチャレンジができたり、新しい経験ができるチャンスでもあります。うまく心をコントロールして、新生活を楽しむくらいのつもりでやっていきましょう。