機械も洗剤も使わないお湯での洗濯

洗濯は、洗濯機を使って洗剤でするものというイメージを持っていませんでしょうか。かくいう私も、その先入観がずっとありました。学生時代の独り暮らしでは、洗濯物を1週間ためてコインランドリーに行っていましたし、旅行に行くときも、日数分の衣類を持っていき、帰ってから洗濯をしていました。

しかし、海外旅行に行くとき、荷物をコンパクトにすることを考えると衣類の比率が多過ぎてこれをなんとかしないといけないこと思っていました。あるいは、単身赴任などで、帰りが遅い日が続いて洗濯機を夜に使えなかったりとか、週末も出かける用事が有って洗濯できずに困ったりしました。

そこで、自分で試行錯誤したり、ネットで色々と調べてみたりして、最近は、洗濯機も洗剤も使わずにお湯で洗濯しています。私流なので、これが良いかどうかわかりませんが、ご参考までに紹介します。

まず、洗剤を使わない洗濯というのは、ネットで調べると結構されている方がいらっしゃいます。アトピーなどをお持ちで肌の刺激を減らしたい方などは洗剤無し洗濯をされているようです。また、泥汚れや食べこぼしや襟の頑固な汚れなど以外の皮脂汚れでしたら洗剤無しでも落ちると書き込まれている記事が多いです。私は、デスクワークですので、アクシデントによる部分汚れなど以外は、全く問題ありません。

更に、お水ではなくお湯を使うことにより、皮脂汚れは溶けて落ちやすくなるということと、洗剤を使わなければ「すすぎ」→「脱水」も簡単にできるので、わざわざ洗濯機を使うほどでもありません。

ということで、私は簡単な洗濯だと、次のようにしています。
①汚れを落としやすくするために、手洗いする洗濯物は着たその日にする。
②浴室で、入浴しながら洗う。
こうすることで、日常の汚れだと落ちますし、また、洗剤を使わずにお湯を使うことで部屋干しの臭いもしなくなるというネット情報もあります。

自宅や国内ホテルの浴槽がある場所ですと、もう、そのまま入浴しながらお湯をためた浴槽内で洗ってしまいます。身体を洗ってから浴槽に入るということ、一人で浴槽を使うのでお湯がほとんど汚れていないということが理由です。なお、脱水のため時にきつく絞ると、シャツなどはしわがよってしまうことが有るので、襟や袖口は軽めに絞ります。

自宅ですと、浴室乾燥機があるので、浴室の湿気取りも含めて洗濯物を干して浴室乾燥機を回します。2-3時間でほぼ乾きますし、1時間だけ浴室乾燥機で乾かして後は部屋干しする場合もあります。一方、旅行先だと浴室乾燥機能が無い場合が多いので、その場合は工夫が必要です。洗濯物をバスタオルで巻いて押さえることにより、水分をバスタオルに移してしまいます。そして、洗濯物をエアコンの吹き出し口近くに干します。これによって、下着やシャツなら大体一晩で乾かすことができます。連泊するのであれば、丸一日干しておけば間違いないでしょう。

洗濯洗剤には、シャツの白を際立たせる成分が入っている場合もあるらしく、さすがにそれには勝てませんが、皮脂汚れや臭いをほぼ落とすことは出来るように思っていますので(私は男なので鈍感なのかもしれませんけど)、いまのところ用を足しています。