レビュー:首凝りに良い スティックタイプ マッサージローラー

年をとってくると、多くの人が首凝りや肩凝りの症状を訴えるようになります。特に、デスクでのパソコン業務が増え、通勤や家ではスマートフォンやタブレットを操作し続けるなど、首や肩への環境はますます悪化していきます。特に最近では、スマートフォンの操作を行う姿勢で悪化する「スマホ首」と呼ばれる現代病もあらわれるなど、首凝りを訴える人も多くなってきました。

首凝りを取るには、首のエクササイズ、首を温める、など、色々な対策がネット上に出ています。また、どうしても我慢できないほど悪化すると、民間の指圧・マッサージのサービスを受けるという選択をする方も多いと思います。ですが、指圧・マッサージはお金がかかりますし、行こうにも時間によっては既に予約でいっぱいでサービスをうけられないこともしばしばあります。

次に効果がありそうなのは、マッサージ・グッズを買おうという気持ちになるのですが、さすがに本格マッサージチェアは高価ですからそうおいそれとは買えませんし、また、マンションなどに住んでいると置くスペースもありません。また、気に入らずに処分することになっても、これもまた苦労します。

お手軽に買えるマッサージグッズとしては、50cmほどの金属バーがU字に曲がったもので首をひっかけてツボを押すものや、金属や樹脂など寝転んだ首の下に敷いて首のツボを刺激するものなどがあります。代表的なものを一通り試してみたが、私にはしっくりくるものがなかなかありませんでした。その理由としては、どのグッズも一定の力が加わるものの、ある程度以上の力が入らない/入りにくかったり、狙っているツボがある程度固定されているので、広い範囲をマッサージしようとしてもできませんでした。

そんな時にスポーツ店で見つけたのが、マッサージ・ローラマッサージ・スティック筋骨はがしバーなどと呼ばれている製品です。長さが50cmほどのバーで、両端の持ち手はバーに固定されていますが、中央部分は、回転するようにローラーがついています。使い方は、片手で一端を、あるいは、両手で両端を持ち、中央部分のローラーを身体に当てて転がしてマッサージするものです。主には、ふくらはぎや腿や腕をマッサージするようです。

どうしても首マッサージというのは、突起をツボにあてるというイメージがあったのですが、実際に使ってみると、突起が無くてもローラがあれば十分ツボをほぐすことができます。また、首に当ててローラを転がすので広い範囲をほぐすことが出来ます。バーの角度を変えれば、首の後ろも横もマッサージできます。なお、片手で持つと軽いマッサージになりますが、両手で持つと50cmの幅があるために力を入れなくてもある程度の強い力でマッサージできます。お値段も2000円~3000円で購入することができます。

スポーツ量販店では、試せるところもありますので、よろしければトライしてみてください。