最近の家、特にマンションなどでは、日常はリビングのフローリングで過ごす方が多くなったと思います。リビングで過ごす場合、ダイニングテーブルに付属の椅子、ソファー、座椅子、座布団、カーペットなど、色々なスタイルでの過ごし方があります。
リビングが広い場合ですと、テーブル、ソファー、座椅子など色々な物を置くことが出来ます。ですが、あまり部屋が広くなかったり、ワンルームだったりすると、なかなかそういったものを全て置くことができません。特に、家族が複数いる場合ですと、人数分を揃えるとかなりのスペースを使ってしまいます。ですので、小さい家具で色々な用途に使えるものがあると助かります。こういった場合に、他になにを置くにせよ、「きの小いす」を買っておいておくと、重宝します。
「きの小いす」は実売1000円前後のお手軽な商品です。サイズもとても小さく、直径が30cm弱、高さも20cm弱で重さも700g弱です。私は、10年以上使い続けており、気に入って数台持ちしています。ネットショップの評価を見ても、かなり高評価です。
先ず、「きの小いす」の上に正座をするように腰をかけると、足がしびれることなく長い時間正しい姿勢で座ることができます。ですから、長い時間座ってテレビを見たり本を読んだりすることが可能です。また、足を前に出して「きの小いす」のうえに腰掛けることもできますので、身体が多少固い方でも長時間座ることができます。つまり、床の上に座る、ということに関して、座椅子などに比べて必要なスペースが少ないにもかかわらず、十分に機能を果たします。
寝転ぶ際ですが、仰向けに寝て枕に使うには少々高いのですが、横向きで寝る場合には、ちょうど良い高さになります。横になってテレビを見る時にはとても良い感じです。また、うつぶせになって「きの小いす」を胸に抱くように寝ると、床に本を置いて読んだり、スマホを操作するのに具合がよくなります。寝転ぶことに関しても、良い働きをします。
また、普通の椅子に座ったり、座椅子に座ったりする場合に、足を「きの小いす」に乗せてくつろがせる、という使い方もできます。特に、座椅子に座って足を「きの小いす」に乗せると、血流がよくなるので足が楽に感じます。
使わない時ですが、インテリア的な形をしているので、どこに置いてあっても不自然な感じになりません。更には軽いので、足をぶつけても痛いことはありません。また、座椅子の上、ソファーの上など、ちょこんと置くことが出来るので、片付けるのにも苦労しません。ちなみに、小さい子供たちが来るととても人気で、さっそく「きの小いす」に座ってゲームをしたりお菓子を食べたりしています。場合によっては、複数距離を置いて並べて、飛び石の上を歩くように遊んでいます。
なお、私の家では、小さい子供が「きの小いす」の上で飛び跳ねまくったために、「きの小いす」そのものが縦に縮んでしまいました。ですが、逆に、高さが枕に近くなり、昼寝するときの枕代わりもできるようになりました。これは嬉しい誤算でした。
みなさまも、よろしければ試してみてください。