スマホと折り畳みキーボードでお手軽出張

サラリーマン/会社員をやっていると、いまやパソコンは切っても切れない存在です。電子メールのやりとり、資料の作成・確認、テレビ会議、電子決裁や電子承認などなど、デスクワークのほとんどがパソコンで行われます。もちろん、社内ばかりではなく社外の人とのやりとりもパソコンで行われることが多くなりました。電子メールでやりとりをしている場合などは、お客様によっては半日も返事が来ないと「何をやっているんだ?」と立腹される気の短い方もおられます。

こうなると、自宅に帰る時でも出張に行く時でもパソコンを持ち歩かざるを得ません。パソコンそのものも軽くなっては来ましたが、長時間駆動が必要なパソコンであればバッテリーも重くなるので、どうしても一定以上の重さになってしまいます。また、パソコンを持ち歩くには、ACアダプター、マウス、Wi-Fiなども一緒に持ち歩くことが多いので、荷物の量と重さは結構なものになってしまいます。特に、海外出張においては、荷物を少なくしたいことに加え、空港での手荷物検査の時にはパソコンをバッグから出さないとならないために手間になります。

ところで、最近はクラウドが発達してきたため、パソコンでなくても、タブレットやスマートフォンによって、電子メールやスケジュールソフトなどにアクセスすることができます。また、マイクロソフトのワード、エクセル、パワーポイントなどの資料は、タブレットやスマートフォンでも閲覧ができますし、簡単な作成。修正も可能です。海外出張中は、それほど複雑な資料作成は出来ませんし、周りもあまり期待していませんし、実はタブレットやスマートフォンでほぼ解決できます。そうなると、荷物は大幅に削減できます。しかしながら、タブレットやスマートフォンはキーボードがありません。タブレット上でキーボードを出すと画面上のアプリ表示面積は減ってしまいます。また、スマートフォンも同じです。また、タブレット上のキーボードは、タッチ感覚が無いために、パソコンのキーボードに慣れていると打ちづらく感じます。


そこで便利なのが、Bluetoothでタブレットやスマートフォンに無線接続できるキーボードです。特に、最近のスマートフォンは画面が大型化になってきているので、キーボードを別に用意すると、スマートフォン上でも一度にかなりの情報を表示することができます。キーボードも折り畳みタイプを選ぶと、折り畳んでいる状態では縦横はスマートフォンと同等です。また、キーボードによっては、開くとスイッチオンしてスマートフォンと自動接続、折りたたむとスイッチオフになってスマートフォンと自動切断になり、ほとんどストレスなしで使用できます。また、Bluetooth接続も高速となり、タイピングがそこそこの速さであれば十分追従します。キーボードそのものの充電もスマートフォンと同じで出来るものが多く、余分なACアダプタを持ち運ぶ必要もありません。また、スマートフォン自体は通常は肌身に着けているので、空港での手荷物検査も普段と同じ手間で通過できます。

海外出張の多い方は、一度、スマホと折り畳みキーボードを試してみてくださいませ。