2018年3月11日オリックスVS西武(6:2)

プロ野球オープン戦:オリックスバファローズVS埼玉西武ライオンズ(ほっともっとフィールド神戸13:00-)を観戦してきました。快晴で気温も12℃あり、絶好のプロ野球観戦日和でした。開門が12:00と試合開始前のわずか1時間ということで、入門のために長い列が出来ていましたが、持ち物検査とチケットチェックがスムースであり、ストレスなく入場することが出来ました。

オリックスは、昨年、新人王候補になった山岡泰輔選手#13が先発でした。初回から抜群の安定感で、3回までは圧巻の無安打ピッチングです。4回、5回とそれぞれ連続ヒットを浴びたものの、後続をきっちりと抑えました。マウンド裁きやイニング間の投球練習でも風格が出てきて、もう何年も一線でやっているような空気が出ています。小さい身体ですが、全身のバネを使って投げるフォームは、魅力的です。6回を投げて、被安打4与四死球0という立派な結果でした。開幕に期待が持てます。

オリックス打線の方は、これもまた3回までは沈黙が続きましたが、4回に四球絡みでチャンスが広がり、大城滉二選手#10、伊藤光選手#22の連続タイムリーヒットで一挙4点を獲得、ゲームの主導権を握りました。二塁手定位置を目指す大城選手にとっては良い結果になったと思います。

また、途中出場のドラフト8位ルーキーの山足達也選手#36の打席が目立っていました。広めのスタンスでかっちりと構え、色々な球種に対しても空振りが少なくバットに当ててファールをし、チャンスボールはきっちりと振り切って、レフトオーバーのもう少しでホームラン2塁打とライト線への3塁打を放ちました。足も速く、内外野を守れるということで、良い選手をとったという印象です。バッターボックスでも堂々としていますので、頼もしく感じました。

中継ぎの投手は、黒木優太選手#54と近藤大亮選手#20です。崩れはしなかったものの、ヒットをそれぞれ2本打たれたので少し不安を残しました。

また、課題の内野陣ですが、オリックスに失策の記録はつかなかったものの、ダブルプレイを逃したり、後一歩で捕れるゴロにもかかわらずヒットになったりと、少し不満が残りました。ただ、ショートのルーキー福田周平選手#4は随分慣れてきたようで、難しい処理を1、2度上手にさばいてくれたのが良かったです。

最終回には、抑えにFAで来てくれた増井浩俊選手#17が登板しました。レギュラーシーズンでも、こういった場面での登板になると思われます。今日の結果としては、四球と1安打で1点を取られはしたものの、投球の安定感は流石です。最後は併殺打できっちりと締めくくってくれまして、安心してみることができました。

今日の試合は、オリックスファンにとっては良いゲームだったと思います。このような試合をレギュラーシーズンも是非ともお願いしたいものです。

なお、本日の夕方、東海道新幹線が停電で1-2時間遅れたようです。もしかして、埼玉西武ライオンズファンの方が影響を受けていないかと心配になりました。ご無事でご帰宅されていることをお祈りしています。