財布はどのタイプにする?

今回は、財布について考えようと思います。最近は、クレジットカード、キャッシュカード、マイルカード、ポイントカードなど、色々なカードを持つ必要があります。もちろん、現金もそれなりに持っておく必要があるので、全てをスマートに持つようにしないといけません。今回は、長財布と二つ折り財布の2つを検討したいと思います。

最初に、長財布、です。カードを沢山入れることができますし財布の厚みもそれほど出ないので、上着の内ポケットに入れて持ち歩くには最適です。スラックスのポケットもふくらまないので、こちらもスマートです。スーツを綺麗に着こなすことができます。
一方、スラックスのポケットに入れることが難しいので、上着をどこかに置いたときに、忘れたり間違われたり盗られたりする危険性があります。特に、海外出張などの場合は、置忘れに対する注意が必要です(治安が悪いところでは上着を着ていたとしてもスリのテクニックが格段に高いので、十分な注意が必要です)。また最近は、日本国内で夏に上着を着ることは少なくなりましたし、海外でも夏に上着を着る習慣のところは少ないですから、夏に長財布を身に着けることはポケットの長いスラックスを履かない限りは難しくなります。バッグは仕事中は身に着けることもできませんし、ポーチに入れて落ち歩くことも難しいと思うので、夏は事実上難しくなります。

次に、二つ折り財布です。長財布の半分ほどの縦横ですから、上着の内ポケットでもスラックスのポケットでもどこにでも入れることができるので、身に着けるということについての問題はほとんどありません。また、上着の内ポケットに入れても深いところに落ちるので、スリへの安全性は高いです。スラックスに入れるにしてもボタン付きのポケットに入れたり、海外ではチェーンでスラックスにつなぐことでさらに安心です(そこまでしている人は少ないと思いますが)。
弱点としては、二つ折りにすることで紙幣の厚みとカードの厚みが長財布に比べて2倍になります。さらにコイン入れがついた二つ折り財布ですと、その厚みはかなりのものになります。よって、二つ折り財布を使う場合は、コイン、あるいはカードについては、別の小銭入れかカード入れを分けて持った方が良いと思います。どちらを分けて持つかは皆さんそれぞれの趣味になると思います。小銭だけを分ける場合は、紙幣を出してお釣りをもらう場合に同時に財布を2つ扱うのが面倒ですが、価値が高い紙幣とカード類をひとつに出来るので落とし物忘れ物に対する気遣いが半分になります。カードだけを分ける場合は、現金の支払い時は紙幣と小銭が同じなので便利ですが、現金とカードが別々になっているので落とし物忘れ物の気遣いが倍になります。

いずれにせよ、財布を変えると、使い慣れないうちは清算時にレジ横において忘れたりすることが起こりやすいので、お気をつけて。