GARMINのリストバンド型アクティブトラッカー「VIVO SPORT」は、GPSと光学式心拍計を備えた軽量のリストバンド型活動量計です。装着者の活動量(心拍数、歩数など)を常に計測し、スマートフォンと連動することによって睡眠時間、消費カロリー、そしてストレスレベルを提示してくれます。
会社員の一日のストレスを計測
この画像は、「VIVO SPORT」と連動したスマートフォンアプリ「GARMIN Connect」の一日のストレスの詳細グラフです。横軸は、1メモリが1時間です。縦軸は、ストレスレベルで0~100になっています。
グラフの色は、青=休息、黄=ストレス低、橙=ストレス中、茶=ストレス高、となっています。この日の私は、通常の出勤をして、夜は同僚の送別会に参加したという一日でした。
別画面のサマリーによると、休息=9h24m、ストレス低=3h2m、ストレス中=3h34m、ストレス高=1h17m、となっており、「今日はストレス反応を解消するための休息時間が十分に取れました」となっていました(笑)。それでは、次から一日の詳細を追っていきたいと思います。
0時~8時の生活とストレス
前日は、11時過ぎに寝ました。起床は6時30分です。寝てしばらくは深く眠れているようですが、2時以降に浅くなり、4時と5時は軽く目覚めて寝返りをうっていたりしたようです。それでも寝ている間はほとんどストレスがない様で良かったです。ここでストレスが計測されるようだと、うーん、ちょっと生活を見直さないといけないかもしれません。
6時半-7時過ぎまでは、自宅でドタバタ出勤の用意して最寄り駅までダッシュするという時間ですが、表示はグレー=アクティブとなっています。なるほど。7時過ぎ~8時までは、通勤で電車・バスを乗り継ぎです。立ったり座ったり歩いたりです。8時近辺でアクティブになっているのは、会社までの徒歩とビルを10階歩いて上ったことによるものです。
この時間帯は生活スタイルがよく表れています。
8時~16時の生活とストレス
仕事をしている時間帯になります。
まず、この時間帯を眺めてわかったのですが、私の場合(?)は人と会話したり会議をしている時にストレスがかかっているようです。また、発言をしている時の方がストレスが高く表示されているようです。
午前中には4回ほど人との会話/会議がありました。昼前の会議は自分では緊張したつもりでしたが全く発言していません。ストレスが低く表示されています。
12時~13時過ぎがストレスが高くなっていますが、これは次の人事を決める会議で、喧々諤々したものでした。自分自身でもストレスを感じていましたが、これはよく表現されています。
13時以降は比較的フリーでしたので、デスクで考え事をしたり、時々立ち上がって普段会話出来ない人に話しかけたりしていました。グレー=アクティブのゾーンが細かく表れているのは、立ち上がったり階段を昇降した記憶のあるところです。
仕事における自分の忙しさが、よく表れています。
16時~24時の生活とストレス
夕方に仕事終え、宴会を行い、それから帰宅した時間帯です。
18時に職場を出て宴会場に向かったので、そこがグレー=アクティブのゾーンになっています。宴会の時は、皆とよく会話したのでずっとストレスが高い(?)状態になっています。
その後、20時30分に宴会を終え、普段より多めに歩いて21時30分に帰宅しました。家ではほぼ一人でいましたので、ストレスが少ない状態になっています。就寝は12時前でした。
会社員の一日ストレス計測結果まとめ
アクティブトラッカーで売り出しているだけあって、活動パターンがよくわかる結果だったと思います。あまり長い会議は良くないのかとか、宴会も途中で席を外してタバコを吸いに行くなどしたほうが良いのかと、考えたりしました。
リストバンド型活動量計をつけていると、例えば身体を動かさない時間が一定以上あるとリマインダしてくれるので少し身体を動かしてみたりとか、今回のように一日の生活パターンを振り返って反省→改善の気づきになるので、健康が気になる方は一度試されてはと思います。