海外出張の余った外貨は残しておく

会社員の海外出張初心者TIPSシリーズです。

海外出張するのであれば、当然現地通貨を買わねばなりません。ホテルやレストランではカードを遣うと思いますが、タクシーやコンビニなどでは現地通貨でのやり取りが多くなります。また、お客様や上司と一緒の時は、こちらが現金支払いすることも多いので、若手社員が現地通貨を多めに用意しておく必要があります。なお、たまに若い会社員で、自分では両替しなかったり少額しか両替せず、上司に現地通貨を借りるのを見受けますが、言語道断ですね。上司は、それでなくても部下に気を遣ったりフォローしているのに、部下のキャッシュディスペンサーにされたりすると、そりゃムカつきます。

というわけで、お客様や上司と海外出張すると、どうしても現地通貨が余ってしまいます。あなたは、どうしますか?考えられるパターンとしては、大きく、現地で買い物をしてしまう、日本円を買い戻す、そして、そのまま持っておく、の3パターンでしょうか。

現地で買い物をしてしまう、ですが、金額があまり大きくないのであればお土産を少し多めに買えば喜ばれますのでそれでも良いですね。また、コインや少額紙幣は、持っていてもかさばりますし後々使い道も少ないので、これも遣ってしまった方が良いでしょう(空港においてある募金箱に寄付することもできます)。

日本円を買い戻す、ですが、これは手数料が2重で取られることになるのでちょっと痛いですね。また、海外で買い戻すには1万円単位以上、日本ではコインや少額紙幣の両替ができないので、余った外貨はやはりお土産に消えることになるので、結構損になることになります。何度もやっていると本当に無駄です。

さて、最後の、そのままで持っておく、について考えます。もし、また同じ国に出張する可能性が高いのであれば、そのまま持っておいた方が良いですよね。ただ、その国に行く可能性が低い場合はどうしましょうか?私は、その国に行く可能性が低くても他の国に海外出張に行く可能性が高いのであれば、その現地通貨(コインや少額紙幣)は持っておいた方が良いと思います。特に、ドルやユーロや人民元などの強い通貨であれば尚更です。というのも、次に他の国に出張に行った場合、先の国の現地通貨から次の他の国の現地通貨に両替することができるからです。このことにより、両替回数を減らすことができるので手数料を削減することができます。また、現地で日本円を両替できない場所でも、他の国の通貨であれば両替できる可能性もあります。

強くない国の通貨は、レート変動が激しいのと紙幣そのものが変更になる場合もあるので、その場合はちょっと考えますが、強い国の通貨が大量に余ったのなら、そのまま持っておいてはいかがでしょう。私は、よく海外出張していた際は、2-3種類の外貨を数万円ずつくらい別々に封筒に入れて持ち歩いていました。今後、海外出張が多くなる方はご参考にしてみてください。

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