海外出張荷物を減らす①

海外出張では、普段と違って荷物が多くなり勝ちです。しかし、持ち込める荷物には制限がありますし、あまりに荷物が多いと移動が大変です。そこで、荷物を減らす工夫が必要になります。

出張時の荷物で1番容積をとるのが衣服です。シャツや下着など直接身につけるものは、出張日数の全ての分を揃えるとかなりの容積になります。まずは、この衣服を工夫しましょう。

手っ取り早く容積を減らすのであれば、衣類圧縮袋を使うことです。衣類に含まれる空気を抜き出してそのまま容積をキープすることができます。一時流行した布団圧縮袋の衣類版です。下着類であればシワを気にしなくて良いので、下着類が多い時には有効です。

次に容積を減らすのは、持っていく数を減らすことです。これにはポイントがありまして、シャツや下着を自分で洗濯するのです。ホテルを毎日変わるのであればこの技は少し難しいのですが、2泊以上同じホテルなら使えます。特に洗剤など持ち込まなくても、熱いシャワーや湯船に入って備え付けの身体用ソープなどで手で洗えば、臭いはもちろんとれますし、汚れも酷いものでなければ充分落ちます。

干す際ですが、手で絞っただけではなかなか乾きません。そこで、バスタオルの上に濡れた洗濯物を伸ばして、水分を吸わせます。また、干す場所はエアコンの吹き出し口辺りにしておきます。これにより、まる1日でほぼ乾きます。薄手の下着であれば1晩で乾くこともあります。これにより、シャツや下着の枚数を大幅に減らすことができます。

さて、シャツや下着ですが、最近は薄くて丈夫な生地が出てきています。そういった生地の衣類にすると容積もかなり減ります。普段買い換える際には、そういったものも候補に入れても良いかもしれません。また、スラックスやジャケットでも薄手だけども温かくてシワになりにくいものも出ています。予備を持っていきたい場合は、探してみてください。

最後に、これは出発時の荷物は減らないのですが、シャツや下着類で古くなって傷んだものなど間もなく捨てるものを持って行って、旅先のホテルで処分してしまうという方法があります。こうすれば、帰りの荷物を減らすことができます。出張では、相手先から資料をもらったり、お土産を買ったりしますから、行く時より帰る時の方が荷物が増えます。ですから、かさばる衣類を捨てるというのは、スペース的にとても助かります。

以上、海外出張で衣類を減らすテクニックの一部を紹介しました。ちなみに、海外旅行ですと、最初から衣類は最小限にしておき、旅行先でTシャツなどを購入してそのまま着て帰れば、荷物がかなり減ります。いずれにせよ、荷物を軽くして快適な旅路にしていきましょう。

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