会社員の海外出張TIPSシリーズです。
海外出張の際に悩むことの一つに、手荷物を機内に持ち込むのか、それともチェックインカウンターにあずけるのか、の選択があります。
今の航空会社の多くは、機内に持ち込める手荷物の大きさが決まっており、また、数も2つ以下のところが多いです。そうなると持ち込める量が減ってきます。一方、チェックインカウンターに預けるなら、多くの荷物を持っていけますが、到着後に荷物をピックアップしないといけないなど、煩わしさがあります。2?3日の出張なら機内に持ち込みのみ、2週間以上なら荷物も多いのでチェックインカウンターに預けることが多いと思いますが、1週間くらいの出張が悩みどころです。
海外出張に自分一人で行くのであれば自分の思いで決めれば良いと思いますが、同行者がいる時は注意が必要です。特にお客様や上司が同行する場合はイライラさせないようにしないといけません。
同行者が、手荷物をチェックインカウンターに預けずに全て持ち込むのなら、それは、チェックインや到着後の荷物の預け入れ・ピックアップに時間がかかることを嫌っているので、あなたもそれに合わせて手荷物は全て持ち込んだ方が良いでしょう。飛行機到着後、早く目的地に行きたいと同行者が思っている時に、あなたの荷物がターンテーブルからなかなか出てこないという場面を想像すれば良いと思います。なお、あなたの荷物が最初に出てくることはおそらく無いでしょう。航空会社は、上級会員の手荷物からターンテーブルに載せます。あなたの荷物は最後のほうです。
一方、同行者が手荷物をチェックインカウンターに預ける場合は、身軽にして空港内で過ごしたいということです。そんな時に自分ができる限りの手荷物を持ち歩いていると、空港内の移動や食事をとる際に足を引っ張ってしまいます。ですから、そういう場合は、あなたも手荷物をチェックインカウンターで預けるか、全て持ち込むにしてもリュックやボストンバッグなど動きやすい荷物にしましょう。ここで注意ですが、同行者が航空会社の上級会員ですと、到着後にターンテーブルから手荷物が早く出てきます。もし可能なら、同行者と一緒にチェックインできると、あなたの手荷物も早く出てくる対応をしてもらえる場合があります。
いずれにせよ、同行者が荷物をどうするかがキーポイントですので、予定を聞けるのであれば聞いて対応しましょう。
なお、1人で行くにしても同行者と行くにしても仕事で行く訳ですから、多少のトラブルがあっても仕事をやり遂げないとなりません。ですので、手荷物をチェックインカウンターに預ける場合でも、パソコン、資料、日程表、連絡先、現金、カードなどは預けずに持ち歩きましょう。これらが無いと仕事にならないですから、預けた手荷物が手違いで戻ってこないと目的が果たせません。