キーパーソンになろう!

組織でいうキーパーソンというのは、その組織に大きな影響を与える人のことです。もう少し具体的に言うと、組織で意思決定をするときにその人物の意思が大きく反映される人のことです。会社員で居るということは、組織の中で生きていくと決めたわけですから、その組織に大きな影響を与える、自分の意思を大きく反映させることができるということは、ある意味で最も自己実現が出来ていることかもしれません。では、キーパーソンになるのは、どうしたら良いのでしょうか?

組織に影響を与えることが出来るようになるには、様々な要件が必要だと思います。私が思うだけでも、
①実務のことがよくわかっている
②自分のことよりも会社ことを優先に考える
③周りを動かすことができる
④何が起こってもやり遂げる強い意思を持っている
などが挙げられると思います。つまりは、組織において物事を達成するための条件を兼ね揃えていることです。それは、そうですよね。この人は物事を達成するということを知っていれば、賛成派は賛成するし、反対派もよっぽどのことが無いと負けてしまうわけですから。

上の①については、自分が担当者であれば全く問題ないと思いますが、責任者になった時にはどこまで知っているかがポイントになります。責任者になっても実務の様子を見たり、たまには自分でやってみるなど、現場感覚を常に磨くようにしましょう。②ですが、自分のためを考えている人に、協力しようとする人はいません。逆に自分が損するくらいで丁度だと思います。また、周りのそれぞれの人がどれくらい得するかまでも考えたやり方をすると、なお良いです。③ですが、自分一人だけでは出来ることは少ないです。周りを納得させること、周りに味方になってもらうこと、周りにファンになってもらうことが大切です。丁寧にやっていきましょう。④について、組織を動かそうと思うと沢山の問題がでてきます。上手くいっていたこともいかなくなり、味方だった人が敵に回るかもしれません。新たな問題もいっぱい出てくるでしょう。でから、決してあきらめない強い意思を持ち続けることが大切です。強い意思を持つことによって、色々なアイディアも出てきます。周りもついていこうと思います。例え、今できなくても、1年後にはできるかもしれません。その問題が解決できなくても、関連した違う問題は解決できるかもしれません。転んでも、ただでは起きないってやつです。

ここまでの人物であることを周りが認めるようになれば、周りの人間も言うことを聞くようになってきますよね。そして、そうなると会社内の他のキーパーソンもあなたと一緒に仕事をするようになってきます。例えば、1000人の会社であっても、キーパーソンというのは5人くらいしかいません。その5人で大体のことを動かせたりするのです。みなさんも、是非キーパーソンになって、組織を動かして会社をより良くしてください。

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